風水的観葉植物のススメ
お部屋の気を整えるのに是非取り入れたいもの、それは観葉植物です。
基本的にどんな観葉植物も良い効果がありますが、選び方にポイントがあります。まず、植物の葉が生える方向です。
葉が上向きに生えるのは「上昇」や「発展」を意味し、陽の気を与えます。逆に葉が下向きに生えるのは「沈静」や「落ち着き」をあらわし陰の気を与えます。気の陰陽バランスが風水で重要になりますので、例えば暗い玄関ならば葉が上向きに生える植物、「サンスベリア」や「ユッカ」などは適しているといえます。逆に子供部屋、リビングなど陽に傾きやすい場所は葉が下向きに生える植物、「ベンジャミン」や「ガジュマル」、「パキラ」などが適しています。このように陰と陽のどちらを強く感じるかで、そのバランスをとる植物を選びましょう。
また、植物の葉の形も重要です。「モンステラ」や「ゴムの木」に代表される葉の形が丸い植物は、円滑なコミュニケーション、対人運を表します。リビングや寝室に置くのがおすすめです。そして葉の形が鋭い植物は邪気を払う効果があります。葉先の鋭く下向きに生える「パキラ」は良い気を保ちたい場所、例えばリビングに置くのに最適でしょう。特に「パキラ」は仕事運と金運上昇の植物として人気があります。
さらに棘のある植物は、折角の良い気を攻撃してしまうことがあります。鋭い棘のあるサボテンは置く場所に注意して、悪い気を撃退するよう玄関の入り口に向けて置くと良いでしょう。
このようにどんな植物も気を整える働きをします。まずは、直感で気に入った植物を身の回りに置いてみましょう。そこで注意したいことがあります。生命が宿っている植物に意味がありますので、フェイクグリーンや造花、ドライフラワーなどは避けましょう。植物にホコリが溜まらないように多少気にかけて、植物のある暮らしを楽しんでみませんか。