色のパワーを日常使いしよう
風水といえば住まいの風水というイメージが強いのですが、今回は「色」についての風水の話です。
それぞれなんとなく好きな色・嫌いな色というものがありますが、日常生活で「色」を選択する場面がある時、何を基準にその「色」を選ぶでしょうか?
風水で「色」には明確な意味があります。この「色」にも以前お話した五行が関わっています。東西南北中央の五方を五色で表すならば、青・白・赤・黒・黄色。つまり、その方位にその色があれば相乗効果となるわけですが、例えば南にあるリビングの壁紙を赤にして、その部屋でリラックスすることは難しいでしょう。クッションなどのファブリックやインテリアにその色を取り入れるなど、無理のない範囲で取り入れるほうをおすすめします。または陰の強いトイレなどに暖色系を取り入れたり、逆に陽の強い場所に寒色を取り入れたり「色」を利用して部屋の陰陽バランスをとる使い方も効果的です。
そして日常生活に色のエネルギーとそのパワーを活用をしたい時は、実際に身に着けることが良いでしょう。肌に実際に触れる下着や衣服、例えばネクタイを選ぶ際にも取り入れることができます。大事なプレゼンや面接など勝負に出たい時に「赤」は活力を与えます。演説をするトランプ元大統領の赤色のネクタイは印象に残っていますね。冷静になりたい時や集中力が欲しい時は「青」、リラックスや癒しが欲しい時や健康運は「緑」、アイデアや発想が欲しい時は「黄」、対人関係や人気運が気になるなら「オレンジ」を選ぶとよいでしょう。そして自分の「格」を上げたい時には「黒」がおすすめです。礼服などはまさにこの黒です。このようにどう過ごしたいかどう感じたいかで「色」を選択することができるのです。
とはいうものの、なんとなく今日はこの色がいい。というように無意識で色を選ぶことも多いですよね。これは自分の内側が陰陽バランスをとっているのです。「これが私的にしっくりとくる。」この感覚をまずは優先しましょう。直感は第六感、本当の自分ともいえるからです。
身に纏う色に関しては、独自の似合う色「パーソナルカラー」も調べておくと、もっと色の選択を楽しむことができますよ。